意思のまにまに漂う

忘れっぽいからメモをとるしかないよね。

やらない理由

おはようございます、むほん(@LvnIuxe87qfF7oL)です。

今日は「やらない理由」を読みました。

やらない理由

読んだ感想について

この本は「ジレンマを抱える人の悩み」をスパッと一刀両断するコラムです。一見するとおちゃらけた文面なんですが、言っている内容はド正論なので、この作家さんは才能の塊だなと思いました。

個人的に一番刺さったのが、冒頭の漫画のこのセリフです。

反省というのは己の非を認め同じ過ちを

繰り返さないようにどうしたらいいかを考え

それを実行して初めて「反省した」と言えるのだ

つまりそこまでいかなきゃ

反省じゃねぇし

する意味もねぇ

と正論でスパッと切っているのには刺されました。 私は今まで「反省もどき」をしていたのだと認めることになったので、まさか、この本で自分の認めたくない心の深淵を覗くことになるとは思わなかったです。

「01 痩せたいが、食べるのを我慢するのは嫌」でもそのことについて触れられているので、興味のある人は読んでみてください。

話が逸れましたが、基本的にこの本は「自己肯定感」を上げることを目的にしているので、ダメな自分を責めまくる論調ではなく、むしろ後押ししています。なので、冒頭の1つの真理について震え上がった人でも楽しく読める本です。

このエッセイを読んでいて、物事って考え方次第なんだなと思いました。他にも「07 ピンチは乗り越えたいが頑張るのは嫌」「08 お金は欲しいが働くのは嫌」で自分の人生への考え方が少し変わったような気がします。他の項目でも目から鱗の落ちる作者の考え方が載っているので、人生に疲れた人に読んでみて欲しい一冊です。

私のブラウザではタイトルが紫っぽく見えるんですが、実物は蛍光っぽく見えるピンクが目立つ本だなと思いました。

オススメな人について

カレー沢薫先生のファンや、人生に疲れた人にオススメしたい一冊です。先生の連載されているネット上の文章を読んで面白いと感じる人はこの本絶対面白いと思います。

図解 これが記憶法のすべてだ!

おはようございます、むほん(@LvnIuxe87qfF7oL)です。

今日は「図解 これが記憶法のすべてだ!」を読みました。

図解 これが記憶法のすべてだ!

読んだ感想について

私は発達障害を抱えているので、「どうにかして自分の脳の弱点を補えないか?」とは常々考えています。

これまでの人生経験で「自分が何が苦手なのか」を全部理解している訳ではないんだけど、印象的な苦手についてはいくつか覚えています。その中の二つが「注意されたことを覚えておけない」「情報を書いて残してもその管理が良くない」です。

ADHDの人に多い傾向の「忘れる」「管理が苦手」は私の場合該当しています。本を読んでも忘れてしまうことも多く、それだと読んでも意味がないと感じたので感想をブログにアップすることを決めました。

一文字一文字を覚えていられるわけではないけれど、「こんな本だったな」「こういうところが印象的だったな」と思ったことを記録として残したいと思ったからブログを書いています。

この本はコンビニで売っていたのをたまたま見つけ購入しました。全87ページで、1/3は記憶力トレーニングドリルなので文章量はそこまで多くないと思います。発達障害の特性は脳の機能の問題から発生しているので「脳の仕組み」について詳しくなることは自分を理解する助けにもなる可能性が高いと思って脳科学の本を読んでいます。

この本では「脳の仕組み」を利用した記憶術について書かれています。例えば、遠くを見ることによって脳の角回を刺激して記憶力を高めるなど色々書かれていて興味深かったです。

個人的に一番興味深かったのが、記憶のメカニズムの3ステップです。

1、覚える

2、覚えたことを保つ

3、思い出す

もしかしたら、自分が苦手なのは「思い出す」ことなのかもしれないと感じました。注意を受けたらその時に以前に言われたことを思い出すんですよね。どうも、その場に合わせた適切な記憶の情報が出てきてないみたいだな。。。?と自分の苦手について考えました。

ブログで読んだ本の感想を書くのは、自分が後で少しでも思い出せるように記憶のトリガーを作ろうとしているのかな?とも感じたので、無意識に脳の仕組みを使って過ごしているのかもしれないなとも思いました。

発達障害当事者として次に興味深かったのは「他人の覚え方」でした。あんまり書くとネタバレになるので、興味のある人は読んでみてください。

対話で心をケアするスペシャリスト《精神対話士》の人の話を聴く技術

おはようございます、むほん(@LvnIuxe87qfF7oL)です。

今日は「対話で心をケアするスペシャリスト《精神対話士》の人の話を聴く技術」を読みました。

対話で心をケアするスペシャリスト《精神対話士》の 人の話を「聴く」技術

読んだ感想について

発達障害を抱える私にとって「傾聴」ってものすごく難しいです。発達障害当事者で相手の話を聞くのが苦手な人の原因は色々だと思うのですが、私の場合は「自分が話したい」と思う気持ちが強く出てしまうことがあります。なので、相手の会話を遮ったり、話を引き伸ばしたりをしてしまいがちです。また、他者の表情や仕草から言葉にされない意味を読み取るのが下手です。

前の主治医に言われたことで覚えているのは、「相手の表情や仕草で普通の人なら「これ以上話したらまずいかな」と雰囲気を察したら自然と止まれるけど、あなたはその心のストッパーがないようだね」と言われたことです。

非言語的なコミュニケーションの読み取りが弱いことは、対人関係ではすごくハンデになると思っています。実際、対人トラブルは努力によって少し軽減はしていても無くなることはなさそうなので、障害からくる困難の一つだと思います。他人が怒られない次元からお叱りを受けるので中々辛いものはあります。

この本ではコミュニケーションの仕組みについてこのように書かれていました。

相手に伝わるメッセージの約9割が非言語的なもの

メッセージが伝わる割合は、言葉そのものの意味はメッセージ全体の約七%、声の大きさ・速さ・トーンは約三十八%、表情・身ぶり・姿勢が約五十五%を占めるということです。

コミュニケーションって言葉だけじゃないから、私にとってはしんどい。。。

そんな私ですが、今後も生きていくためには他者とコミュニケーションをとる必要があるので、この本を読んでみることにしました。 

この本を読んで私が感じた傾聴のセオリーとしてはこんな感じかなと思います。

  1. 相手の考えを否定しない
  2. 相手の価値観や視点に寄り添って話す
  3. 聴き役に徹して粘り強く相手が話したいことを言うまで待つ

傾聴は「共感」が大事だとされているようです。座る時は真正面を避ける、あいずちで会話に出てきた「キーワード」を復唱する、など細かいテクニックも書かれていましたが、重要なのは上記の3つのセオリーかなと思います。

この本で語られる「傾聴」は「コーチング」のようだなと思いました。ティーチング」でその人が抱える悩みの解決策を教えても、相手が感情の部分で納得しないなら行動に移すことはないことを考えると、いかに相手の心の感情を良い方向に向けるように寄り添うのかが大事なのかもしれないと感じました。

人間は感情の生き物だと何かの本で読んだのですが、その通りだなと思います。この本で紹介されていた言葉で勉強になったのは「意味情報」「感情情報」はセットだということです。意味情報は「相手が話したままの文章」の意味、感情情報は「どういう感情でそれを話すか」の意味なのですが、他者の話を聴く時は相手の感情を予想しながら受け答えした方が良さそうだなと学びました。

発達障害当事者である私がどこまで他者の心を誤読せずに寄り添えるのかについては自分でも未知数だと思うのですが、相手に話を聞いてほしいと言われたらその時はコミュニケーションが下手なりに相手の感情を想像しながら話を黙って聴くだけはしようと思いました。

やはりオタクでまちがいない。

おはようございます、むほん(@LvnIuxe87qfF7oL)です。

今日は「やはりオタクでまちがいない。」を読みました。

やはりオタクでまちがいない。 (ピクシブエッセイ)

読んだ感想について

前作「だからオタクはやめられない」の続編です。この巻から買っても話がわからないと言うことはないです。

この作品だと「ソシャゲ」「2.5次元」「TRPG」にピンとくる人は楽しめると思います。今作では家族ネタがあり、黒歴史ネタや、オタの日常あるあるも描かれています。

ソシャゲの課金の様子や、TRPGをプレイする様子は楽しそうでこんな世界もあるのか。。。と興味を持ちました。TRPGについては動画を見て知識を仕入れるところから始めようかなと思います。

個人的に興味深かったのは終盤のオリジナルテーマソングの作成についてです。今の時代だと「歌や音楽も外注できるんだ。。。」と勉強になりました。行動派のオタの日常ってすごいなぁ。

この漫画の表紙の書体は「TB小町」の「Regular」っぽいけど微妙に違うので、何の書体か調べたんですが、わからずじまいでした。。。分かる人いたら教えて欲しい。

だからオタクはやめられない

おはようございます、むほん(@LvnIuxe87qfF7oL)です。

今日は「だからオタクはやめられない」を読みました。

だからオタクはやめられない。 (ピクシブエッセイ)

この本について

ネットでの作品発表を経て一冊の本になった作品です。ツイッターピクシブコミックで作品が発表されており、pixivコミックでは一部の作品が読めます。

読んだ感想について

エッセイ漫画です。エッセイの内容は一言で言うと「女オタの生活」になるかと思います。

2.5次元舞台」「ソシャゲ」「BL」にピンとくる人はこの漫画が楽しめると思います。馴染みのないジャンルでも読んでいるとこんな世界があるんだ!とわかって面白いです。アニメの舞台はまだ一回も行ったことないから死ぬまでに一回は行ってみたいです。

個人的に本を読んでいて、心にグッときたのは「推しキャラを使った失敗料理の食べ方」「満員電車の乗り越え方」「オタク心老化防止策」です。パカチャン先生は2016年発売当時30代前半のアラサーのようなので、私と世代が近いです。読んでいてすごく親近感が湧きました。

本の裏表紙のパカチャン先生のイラスト、表紙タイトルにUVニス加工がされていて可愛いです。色数が絞られているのも良いなぁと思いました。

個人的にタイトル書体が何の書体なのかわからなくて気になって調べまくりました。フォント辞典開いて2時間ぐらい使った結果、書体はDNPさんの「秀英角ゴシック銀」の「Bold」のようだと結論づけました。

個人的に思うのは、「や」の文字が個性的なんですよね。だから何の書体なのか興味を持ったのかもしれません。この本で「秀英角ゴシック銀」の「や」は筆で書く「や」に近い明朝体のような点処理をしていると学ぶことになるとは思っていなかったです。フォントの種類が分かると面白いので、もっと勉強したいなと思いました。

オススメな人について

アラサー世代の女オタクにオススメです。オタク気質がある男性もこの本を読んで面白いと思います。

配色スタイルハンドブック

おはようございます、むほん(@LvnIuxe87qfF7oL)です。

今日は「配色スタイルハンドブック」を読みました。

配色スタイル ハンドブック

読んだ感想について

この本を購入したのは、今制作しているwebサービスでの配色について困っていたからです。紙媒体での色はCMYKで表現されますが、webだとRGBで表現され、色の数値指定も全く異なるので再現したい色を出せずに困っていました。

この本をたまたま大阪レトロ印刷での紙マーケットで見つけたので、試し読みして購入することに決めましたが、私がこの本で感じた魅力はCMYKとRGBでの色の数値の記載があることです。いくらセンスの良い色を紙面で見せられても数値が分からなければ取り入れることはできないので、そのことを考えると便利な色の見本帳だと思います。他の本だとCMYKでの色の数値の記載はあってもRGBでの記載がなかったりしていたので、しばらくwebに関する作業をする時はこの本を参考にしようと思っています。

デザインの参考書というよりは制作する時に使える色辞典っぽいかなぁと思います。綺麗な色の組み合わせは見ていてウットリします。総ページ302ページなのでボリュームもありますが、殆どは色の組み合わせの見本例です。シンプルにたくさん表現されているのでその部分も魅力的だと思います。

この本の著者は海外の方です。なので、色の組み合わせについてはもしかしたら日本人の感覚とは違った視点から考えられているのかもしれないなぁと読みながら思いました。それでも十分オシャレで美しい色合いが揃えられているので、帯のキャッチコピーにピンと来る人には良い本だと思います。

オススメな人について

色について関心のある人や、RGBやCMYKでの心地よい色の数値を知りたい人にオススメだと思います。デザイン業務に携わる人だけでなく、イラストを描く人にも良い本だと私は思っています。

追記

諸事情で今週は活動ができていないのですが、制作自体は引き続き行う予定なので興味のある人は覗いてみてください。

女だけどHな本屋さんで店長してました

おはようございます、むほん(@LvnIuxe87qfF7oL)です。

今日は「女だけどHな本屋さんで店長してました」を読みました。わたなべぽんさんの作品が読みたいと思ったから購入して読んだんですが、自分のTwitterのタイムラインにこの漫画の感想を書いたよ!ってツイートする勇気は出なかったです。。。

女だけどHな本屋さんで店長してました (コミックエッセイ)

この本について

作者のデビュー作の復刻版です。元々は2007年に発刊されていたようです。デビュー作なので、表紙に書かれた今の絵柄とはちょっと画風が違っています。絵が上手なのは変わらないので私はそこまで気にならなかったです。

この本、読んだは良いけど感想をアップするのかについては少し悩みました。もっと恥ずかしくなるような本はこの世にはいっぱいあるとは思うんだけど、このレベルでもちょっと恥ずかしい。私はむっつりスケベなので、しっかり読んでるんですが、読んだことを他人に知らせるのはちょっとなぁ。。。と迷いました。

最終的に「人類皆スケベ」と思ったので感想アップすることに決めました。むしろ、恥ずかしくて手に取れない人のためにも感想を書こうと決めました。わたなべ先生の読者層考えると、この本だけは手に取れない人っていそうな気がする。

読んだ感想について

エッチなグッズやAVも販売する古本屋業の店舗に10年間勤めていた作者の経験を描いたエッセイ漫画です。性を扱ったエッセイ漫画の題材として「セックスレス」や「風俗店勤務」の作品もありますが、異色のエッセイ漫画の一つだと思います。

表紙からも可愛い絵柄では隠しきれない「エロ」がテーマだと分かるんですが、内容としてはお仕事漫画です。作者が仕事で「エロ」と接することになり、その世界を知るという感じ。こういうことって映像制作の仕事だと思って入社したら実はAVのモザイクかける仕事だった、とか普通にありえる話かなと思いました。

商品としてAVのDVDをどうやって顧客の購買意欲を刺激して購入まで導くのか?を考えた売り場の工夫の話など読んでいて面白かったです。今の時代だとネットでエロが手に入るだろうから、こういうお店ってまだあるのかなぁと思いました。そこも含めて読者によっては「古き良き時代」を思い出す本なのかもしれません。

女性の観点から描かれるので、男性との性差について考えたり、お客さんとの面白いエピソードやAV撮影の見学の様子など、この本でなければ読めないエピソードはあると思います。

「エロ」をテーマにした作品で当事者の視点から女性が描く作品はあると思いますが、第三者の視点から女性が描くというのは珍しい気がしました。絵柄が可愛いので、そこまで卑猥な感じもせずライトに読めるのが良かったなと思います。

個人的にタイトルに「女だけど」って言葉がついているのが、私はちょっと気になりました。仕事で「エロ」に関わるのって、別に男性しかできない訳ではないですよね。ただ、世間からのイメージなども考えると「女だけど」がつくのかなぁって気がしました。単に珍しさからついただけかもしれませんが。

私の印象だと、女性で「性」について語る人って非難やあらぬ誤解とも戦いながら語っている人が多い気がするので、女性が「性」について語るのって今の時代でも大変なことのような気がします。エネルギーがいるのは間違いなさそう。

オススメの人について

女性が手に取ることを想定していると思います。「エロ」についてちょっと興味がある人や自分が関わることのない業種の世界を覗いてみたい人、わたなべぽんさんのファンにはオススメかなと思います。

男性が読んでも面白いと思う本です。ただ、男性なら当時の作者のバイト選びの基準の一つにイラっとくるかもしれないかな。気になる人は読んでみて確かめてください。